不具合修復への道（１６）

２００３年１０月 作成

●第２回大修復　修復前の段取り　(2003.8.23〜24)

お盆休みが明けた次の週の土、日に、第２回大修復工事を実施することになりました。A.M.8:00の約束でしたが、7:40頃にチャイムがなり妙に早いなと思って外にでると、一条が依頼した廃材を処理する為の業者で、廃材を置く大きな入れ物を設置しにきたのでした。全然聞いていなかったので、驚きつつ適当な場所（駐車スペース）に設置してもらいました。 その後A.M.8:00にチャイムがなりました。一条本社が選んだ選りすぐりの職人さんたちです。打ち合わせに来て頂いた、業務推進部の方１名と工事部の方１名と棟梁と、クロス屋さん、左官屋さん、電気工事屋（電気配線で何かあるといけない為）と、地元の展示場の2名と大所帯です。 工事は以下のスケジュール（事前に作成して頂きました）で行われます。工事をする前に、作業手順についての説明をい受けました。
次にテーブルセットやソファーや本棚、荷物などを和室に全て運びます。直接和室に運ぶと畳が傷みますのでまず、畳を剥がしてから和室に運び出します。和室にゴミ、埃が入らないようにビニールで覆います。真夏に、この風通しをシャットアウトする行為はかなりきついです。	その後にダンボールをテープでとめていき、床などの養生をしました。一瞬にして、1年前の現場が再現され、生活していたことを忘れてしまいそうです。私は、2階にエスケープし確認の際に呼んで貰うということで、暇つぶしの道具は２Ｆに運びました。といっても、ノートＰＣ一台だけで、ＨＰの別の回の記事を書いていました。
休憩の時に飲み物を頂きました。昼食もどこに食べに行こうかと考えていたら、お弁当を用意していただいてました。 工事1日目の夜はＴＶが見れず辛かったです。晩御飯も、作る気にはならないので、もちろん外食。

　

●第２回大修復　実施（前編）　(2003.8.23〜24)

※番号は「不具合修復への道（１５）」の修正項目と対応しています。
�@玄関ポーチ御影石の変色   蹴上げ部分の御影石３枚に変色が発生。 蹴上げ部分の御影石５枚貼り替え、目地モルタル施工完了し、下の写真のように綺麗になった	蹴上げ部分の御影石を入隅から出隅まで剥離し、下地コンクリート部分に釘等が混入していないかを確認したが、その形跡は見られず。原因は、御影石自体に含まれる鉄分が酸化し、発生した錆｢石の錆｣であると判断された。 しか〜し、1ヶ月もしないうちに同じ位置に、錆で茶色に変色！場所は前と同じなので、水が溜まりやすい（乾きにくい）部分なのでしょうか？御影石の貼り替えだけでは、問題解決になりませんでした。
�A基礎ベースのモルタルのクラック　 クラックの原因は、外構土間床が幾分下がったことにより、発生していると考えられるとのこと。土間床と基礎ベース上塗部分の縁が切れている所は隙間が空き(約１�o)、縁が切れていない所は上塗モルタルを引きつれてきていることにより判断されました。 　 　 モルタル仕上げ終了にて修復完了⇒⇒	上塗モルタルを玄関ポーチ階段から勝手口土間まで剥離し、基礎ベースに支障がないかを確認したが、クラック等問題の発生はみられなかった。
�B階段上がり口付近、巾木とボードの隙間 修正せず（前回打ち合わせ時、決定）
�Cトイレ（１Ｆ）入り口の巾木とボードの隙間 トイレドア枠際の巾木と、壁ボードとの取り合いに隙間有。 壁ボードの貼り直しを行い、パテ処理を終了した状態（↓）。	下地材の調整、及び巾木へのビス留め付け仕直しを行い、巾木の通りを修復しました。 巾木と壁ボードとの隙間修復完了
�Dリビング・ダイニングのソリッドパネル施工ずれ 腰パネル飾り帯、サッシ横の｢留め仕口｣に隙間、及び段差有。 クロスを剥がしたところ、飾り帯びとボードに隙間が見られました（修正部の反対の右隅）。このくらいの隙間は、クロスを貼ってしまえば塞がるということでしたが、本当はこういう部分ほどこの際徹底的に修正しておくべきなのかもしれません。	飾り帯を取り外した状態。 取り替えにより隙間、及び段差の修復完了。 引き渡し当初より、かなり気になっていた部分なので、気分がスッと良くなりました。
次回につづく・・・