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ネット活用への道(2) 〜ネット通販(実践編)

2005.6.26 作成

前回は、ネット通販で私が約3ヶ月の間に、約30万円の買い物をしたという浪費ぶりをご紹介した訳ですが、ネットで購入するメリットとは、近所の店舗で購入するよりも安く購入できるということです。

言い直すと、「安く購入できる可能性がある」ということです。訂正した理由としては、買い方を間違えれば近所の店舗のセールの方が安かったということもありえます。ネットで、ボタンを押すだけで買い物ができる時代です。しかし、ネットで購入する意義であるどこよりも安く購入するという目的を達成する為には、これまで以上の努力が必要になるはずです。

ここでは、私がどこよりも安く購入できる方法だと信じて、実施しておりますネット購入ノウハウをご紹介いたします。

 

まずは調査から

当たり前の話ですが、調査なしでは安く購入することはできません。でも、調査するといっても何をすれば良いのか・・・と思った方以外はこのページを読む必要は無いと思います。

例えばデジカメが欲しいと思った場合、数あるデジカメの中からどの製品を購入すればよいかを決めるまでには以下のようなパターンがあると思います。

  1. 好きなメーカーがある。→そのメーカーから自分の用途に合ったスペックを購入すればよい。楽です。
  2. メーカーではなく、欲しいスペックが決まっていてどれに使用か迷っている。
  3. スペックが良くわからない。→値段は決まっているはずなのでそこから攻める。
                                  →欲しいスペックで何ができるのかを調べる
  4. 衝動買いと言われてもいいので、すぐに使ってみたい

私の場合は、不要な機能はできるだけ省き、必要な機能の性能(品質)・操作性が良いものを買いたい人間です(誰でもかな?)とにかく後から後悔はしたくないので、事前の調査には余念がありません。でも、うちの妻のように、調べる労力を使うくらいならちょっとくらい高くても迷わず買えば良いのにという人も結構います。・・・値段だけじゃなくて、機能もあるんですよね。購入してしまったと思って、別のタイプを購入するって言ったら大反対は間違いなしですからね・・・(悲)。

過去のスペック、最近のトレンドからある程度将来を予想し価格の変動にも気を配りながら、決定するわけですから大変労力が必要です。

 

相場を知ることから

まずは、相場を知らなければ判断しようがありません。ここで難しいのが定価ではなく相場というところです。店頭のパンフレットか、メーカーのページを見れば定価(オープン価格の場合もあり)は、分かりますが相場は中々難しいです。店で買う場合であれば、新聞広告や実際店頭で店員に値引きを交渉し決めていきますが、こちらも体力がいりますよね。ネットで購入を前提としていますから、ネットの強みを生かして検索して相場を見ていきます。

よく使うのが最近違った意味で有名になった価格.COMです。現時点での最安店が表示され、価格の変動、掲示板では商品のレビュー・質問など多くの情報を収集できます。秋葉原などの店も掲載されており、ほとんど近所の店頭よりは安い値段となっているはずです。

予算程度の商品(まずは、自分の好きなメーカーor写真のデザイン)を1つ決めてメーカーのHPにて仕様を確認します(価格.COMから商品に直接リンクが張ってあります)。ここでの確認の目的は、予算内でどのような機能のものが購入できるのかを知ることです。

次に気になるのは、フラッグシップモデルではどのような機能が満載なのかということです。自分の貧乏生活に嫌気が差す瞬間でもあります。お金持ちはこんなものを買っているのか・・・と嘆くのが目的ではなく、最高の機能と比べ自分の予算でなくなる機能がどれくらいあるのかを比較することが目的です。場合によっては予算オーバー覚悟で1ランク上のモデルを購入することになるでしょう。これも重要なことで、ここの検証がなされないと、後悔の原因となりますので慎重な判断をしなければなりません。良いものを見ると人間欲が出てきますので、必要性をじっくり考慮してください。

 

更に商品知識を深める

次に、興味本位で同メーカーのデザインや近いスペックのものを見ていきましょう。そうしているうちに分からない用語や機能が出てくると思いますので、HP内の用語説明や検索エンジンを使用して勉強してください。

この段階でデジカメに関して、最近の機能など基本的な知識が揃ってきています。

では、同じ価格帯の各社から発売されている商品では、どのような機能になるのかを見ていきます。各社の違いを見極め自分に合った商品を選択しなければなりません。メーカーが最も得意とする売りを見極めるのは比較的簡単です。各社が武器としているものですので差別化には必死なはずですので、すぐに違いがわかります。わからないメーカーは武器がないのか、アピールが下手なのでしょう。

そこまで、わかれば後は細かな部分を見ていきます。レンズ、プログラム(モード)、液晶の大きさ、電池寿命、クレードル、バンドルソフトなど・・・。また、その商品の評判も気になると思いますので価格.COMの掲示板の記事を参考にしたり、質問したりしてください。過去から読みつづけると、購入する前から使用した気分になってくるのが不思議です。

ここまでくれば、どこのメーカーの何という機種かまで決まったはずです。

 

買い時を待つ

ここからは、私が実際に購入したDVDレコーダーを例にしてお話します。(※デジカメも買いましたが、DVDの方が粘って購入したので書きたかっただけです)

購入したい商品が決まれば最安店を探します。ここでの判断基準は、いつ頃必要かということです。DVビデオなどなら、子供の運動会までにとか期限がありますよね。その場合は期限の少し前の最安店にて購入してください。

そうでなければ、期限はないけれど自分が使いたいのは、値段がいくらくらいに下がったらかということです。買いたい気分を抑えつつ、価格変動とにらめっこしながら、辛い日々が続きます。

価格が下がってくると、買いたい衝動も一気に高まります。1ヶ月前には高いと思っていたのに、今は1万円も下がったときたら欲しくてたまらないでしょう。今後、しばらく一定なのか、一気に下がるのかは賭けでもあります。メーカーHPやプレスリリース情報、2chの噂などを確認し新商品の発売があるかどうかはチェックしておきましょう。もし、新商品が発売されるのであれば、急落することもありますので。また、別のメーカーで新商品が発売されると下落する可能性もあります。

価格.COMのグラフを見ていると値段が上がる場合があります。物価が上がって、値上がりするというわけではなく、登録されている安い店舗の商品が売り切れ、高い店舗の商品ばかりが売れ残った結果、最安値が上昇しているというのが原因です。あまり待ちすぎると、高い店でしか購入できなくなりますので注意が必要です。

 

価格.COMばかりが最安ではない!

私の経験からいくと価格.COMの値段は、高い確率でネットに掲載されている通販価格の中で最も安い価格であることが多いです。

しかし、それだけを信じることはよくありません。

上が私が購入したときの価格.COMの最安表示です。\71,400円(税込)と表示されています。下は、そのときの楽天市場」での価格です。\69,800円(税込)と600円安いです。・・・たった600円かい!と突っ込まれそうですが、ちょっと待ってください。楽天市場の方は、送料込となっています。

ネットでの購入の場合、この送料で500円〜1500円くらいかかりますので、値段が同じと思っても送料で差が大きくなります。場合によっては、近所の店舗の方が安かったなんてことだけは避けてくださいね。

楽天カード にて購入しますので、購入ポイント:664円+楽天カードポイント:664円=1328円分楽天市場」で購入するときに利用できます。楽天の場合、ポイント3倍、5倍、10倍などの期間限定セールなどもありますのでその時を見計らうのは常套手段です。カードが不可の場合は、銀行振込(面倒!)や、代金引換となりますが手数料がかかりますので、できるだけカードを利用します。

近所の電器屋などでもポイント還元とかやってますが、家電にしか利用できませんが、楽天の場合1千万以上の商品に利用できる為、言ってみれば何でも購入できるという自由度があります。ということで、ポイント分と送料分で価格.COMより大幅に安く購入することができました。

※定価:\120,000前後(オープン)の東芝のDVDレコーダー「RD−XS43」を、約半額の66,477円 で購入。

非常に稀にですが、商品名が微妙に違って登録されている場合があります。「RD-XS43」と全て入力して検索するのではなく、「XS43」、「XS4」「RD XS43」などでも検索してみましょう。実際「RD_XS43」で登録されていて、そこが最安値であったこともある。
楽天の場合検索にもれている可能性が高い為この方法は、実施する価値はあります。

 

では、演習問題

デジカメの「Panasonic LUMIX DMC-FX2」(アユのやつです)を購入しましたが、下画像が楽天の価格リストです。

あなたは、どこのショップで購入しますか?

上から2番目、5番目は在庫なしなので、3つからの選択となります。

  1. まず、全商品価格は同じです。・・・34,200円
  2. 上から3番目と、4番目が送料込ですので、どちらかとなります。
  3. 4番目が「カードOK」なので、カードポイントが付くのと、銀行振込や代金引換手数料はかからないということで、これに決定!

まあ、3番目が「カードOK」だったら?と聞かれたら、それでも4番目ですね。だって、ゴヒイキニさせて頂いている「い〜でじ!!(楽天市場店) 」さん何ですもの!(問い合わせや、修理依頼、メーカーへの依頼など購入後のアフターサービスがすばらしい・迅速だった)

 

まとめますと、購入したいものを徹底的に調査し、購入する商品を決定したら、「価格.COMで最安値を確認し、「楽天市場」と「Yahoo Shopping」で同商品の価格リストを確認し、価格.COMより安くなっていれば購入する。送料・カード使用可否は必ず確認するといった流れで大体購入に至っています。また、「楽天市場」で購入する機会が増えるので購入額の2%還元の楽天カード (クレジットカード)を利用されることをお勧めします。銀行振込や代引きなどは手数料が掛かる為ネット購入のメリットが半減してしまいます。

スーパーなどの買い物で10円安くて喜ぶ主婦の方々でも、ネットでの購入での1000円もの差であっても、敬遠されているのかネットでの購入に抵抗を持っている方が多いようです。食品なんかとは違い、電化製品などはどこで購入してもモノは同じはずですので、価格の大きな電化製品などはネット通販をお勧めします。当然メーカー保証もありますし、送料がかかっても充分、安い買い物ができるはずです。

ネット通販ユーザー人口が増えればそれだけ価格の下落が期待できますので、私もハッピー、皆さんもハッピーということで今後もネットショップの活用を推進していきたいと思います。

 

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