●ETCへの憧れ
以前は、高速道路を利用する際ハイウェイカードを利用していました。しかも、50,000円のハイウェイカードですが、58,000円分の利用ができ、8,000円もお得です。しかし、50,000円のハイウェイカードの販売が停止され、最高10,000円のハイウェイカードになってしまいこの場合だと、500円しか得にはなりません。50,000円使っても2,500円と今までの1/3のメリットしかなくなってしまい、高速道路の割高イメージが更に高まりました。
会社の車がETC対応になり、なんて楽なんだと思っていました。料金所の渋滞がない場合でも、かなりの時間が短縮されます。そんな中、ETC前払割引サービス(事前に50,000円分の通行料を前払いすると8,000円分の無料通行が可能※)が始まり、事実上ハイウェイカード50,000円の時と同等のメリットが得られます。また、ETC車載器を購入するといくらか還元されるというサービスもあり、ETCへの憧れがますます高まりました。 また、「通勤割引」というものがあり、朝夕の通勤時間帯(6〜9時、17〜20時)が5割引になります(100km以内の利用距離に限る)。このサービスによりETC車載器を購入したとしてもすぐに元は取れそうです。これがあったから絶対ETCを付けようと決めました。 ※現在(2006.1)この制度はなくなり、マイレージ制度で50,000円利用で8,000円分還元となっています。 |
●ETCの価格
しか〜し、ETC車載器を買わなければいけません。これが、8,000円〜30,000円くらいし、セットアップ料(3,000円くらい)、ETC取り付け工賃(5,000円〜)と結構な出費になってしまいます。
ETC車載器のみであれば今まで通りネットで購入すればいいのですが、セットアップと取り付けが発生する為、果たしてネットで購入して良いのだろうか?という疑問が浮上しました。 セットアップって何?ってことで色々調べてみましたが、セットアップはORSE((財)道路システム高度化推進機構)の指定のショップのみで可能であるということです。ネットでETC車載器の価格を見ていると、「セットアップが別途必要です」と書かれていますが、おや?と目を疑う商品がありました。「セットアップ料込み」って書いてある。なるほど、ORSE様から権利を獲得したネットショップだからセットアップもできるのか・・・いや、待てよセットアップってETCカードなども必要なのではないの? じゃあ、あとは取り付けさえ自分でできれば万事OKということです。ということで、ググッと検索、けんさく。ある、ある・・・しかも、取り付けは簡単って書いてます。いけそうです。 ということで購入決定! |
●ETCの種類
ETCにも色々な種類があって、大きくアンテナ一体型とアンテナ分離型に分かれます。アンテナ一体型は通信の為に本体をダッシュボードの上などに設置する必要があります。アンテナ分離型はアンテナ部をダッシュボードや、ルームミラー裏のガラスに貼り付けられるため、運転手として機械が設置されて邪魔という意識はありません。アンテナ分離型の方が価格が高くなります。また、スピーカーも分離型になると更に高くなります。
他の機能としては、カードの抜き忘れ防止や通行料金の案内を音声で案内するか、「ピッピッ」という警告ブザーのみかで価格が変わります。あとは、カーナビ連動の機能などがあります。最近は以前にくらべると、かなり機械が小さくなってきています。 価格を抑え、必要な機能に絞ったところ、アンテナ分離型で音声案内のできる機種(カーナビ連動なし)にすることにしました。
ネットにて価格を調査し、世界最薄ということと価格もそれほど高くないという理由で、楽天市場にて定価16,590円のPanasonic CY-ET700D(セットアップ込み)を12,600円+送料600円で購入しました。最新モデルはCY-ET900Dで更にアンテナスピーカーが小型化されています。 ・ ETC市場 |
●ETCカード
何故、ETCの話題をここでしたのか?ということがここでわかります。
ETCの支払いですが、クレジットカードを持つことになります。まだ、クレジットカードを持っていない方は新規登録が必要ですが、現在利用しているクレジットカードがある場合は、その会社でETCの契約をしたほうがいいでしょう。多数のカード会社と契約する必要もありあませんし、ETCカードの発行が早いです。ちなみに、ETC年会費無料というのは確認しておいてください。 私は、使った金額の1%という高い率でを楽天ポイントに還元される楽天カード を利用していますが、ETCカードもこれで支払えないのかと色々調べてみました。楽天のHPをいくら探しても、ETCの情報はありません。何故なら楽天カードは楽天が発行しているのではなく、三井住友VISAカードなので、そちらのページに情報がありました。 まず、三井住友VISAカードのページでVpass会員登録をしてログインします。「追加カード・会員紹介」のページでETCカードの申し込みをすればOKです。これで、楽天カードで支払ったことになります。つまり、50,000円分の購入で8,000円分の無料通行が可能となり、更には楽天ポイント(1ポイント=1円)が500円入ります。 楽天カード(三井住友VISAカード)以外でという方の為に、下にETCカードを発行しているクレジットカード会社をまとめてみました。
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●ETCの取り付け
ETCの取り付けを自分で行うとして、初心者の私として特に何がわからないのかというと、電源などの配線をどこから取るのか?ということです。車といえどPCなどと同様、ユニットパーツを取り付け・取替えれば良いだけだとは思うのですが、やったことが無い為さっぱり分かりません。ということで、車の知識を増やす良い機会なのでネットで調べまくりました。 ETCの電源の取り方には大きくわけて2通りの方法がある。
2は配線が綺麗にできるが、オーディオ類を取り外してからの作業となり結構大変ということで1の方法で実施することにしました。 ちなみに、購入したネットショップでは上の画像の電源取り出しコード(ヒューズからケーブルを延ばして電源を取る製品)をサービスで付けてくれるということもあり、購入するショップを決定しました。 一番重要な、どのヒューズを使用するか?を間違えないよう、今までほとんど見ることの無かった車の説明書のヒューズボックスの配置図でアンペアを確認しました。また、常時電源とバッテリー電源の確認をするため、実際に車のエンジンをかけたり消したりしながら、テスターをヒューズにつなぎ電流が本当に流れているかを確認してから、配線を繋ぎました。テスターが家庭にはないことが多いとは思いますが、我が家の場合は妻が中学生の時に技術家庭で作成したテスターを電池の残量チェックに使っていましたので、今回役に立ちました。 あとはA(フロント)ピラーのカバーを外しコードを収め、フロントガラスの上側を通し配線を隠していきルームミラー裏までもっていきます。A(フロント)ピラーのカバーを外したのは良いですが、はめるときに結構苦労しましが、なんとか形になりました。
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●ETCカードの残高
ETC前払割引サービスの利用は、インターネットで会員ログインして前払い分を追加購入します。残高が少なくなるとメールで知らせるよう設定ができたりと便利です。 しかし、現在はETC前払割引サービスは終了し、マイレージ割引サービスに移行されましたので、前払分の追加購入ができなくなりました。また、平成17年12月21日(水)より「ETC前払割引サービス」は「ハイカ・前払 残高管理サービス」という名称に変更され、残高の管理機能を提供するものに変化しています。 |
今回、自動車いじりに関してはド素人の私でしたが、インターネットのありがたい情報のお陰で、ETC車載器を取り付けることができました。そもそも、ETCのサービスがお得だなぁと思ったのも元はと言えばインターネット経由からです。
ネットでETCの情報を集め、ネットで商品の情報と価格を集め、ネットでETC取り付けに関する情報を集め、インターネットのお陰で実現できました。
皆さんのネット活用事例なども、教えていただけるとありがたいです。
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