こだわり住宅への道(間取り編)

こだわり住宅ということで、間取り編・設備編の2回に渡って、住宅の間取り設備などをより使いやすくするために吟味し、こだわった点について述べていきます。設備編の執筆はなんと今回初登場の管理人の妻が担当いたしますので、温かく見守ってやってください。

特に、奥様方(特に専業主婦の)は1日のほとんど家にいるわけですから、毎日使用する設備や間取りは使いやすく住みやすいものにしなければなりませんので、頭を悩ませている方も多いと思います。私達がこだわった点を参考にしていただき、それにアレンジを加えたご自分なりの住みやすい空間を作ってください。そのお役に立てればと思っております。

 

1F

■南玄関・北玄関

第一の要望としては、LDと和室を続き間にすることでした。理由は、LDのみでなく和室まで見渡せて、広く見えるということと、子供を遊ばせておいても常に目が届くからです。これを間取りに取り入れようとすると、自ずと北玄関となります。土地購入時にも、その点は考慮し北道路に面した土地を購入しました。それに安いですし・・・

ベランダや出窓は、南側に多くつきますから南玄関の家は玄関側からの概観が豪華に見えます。南側の隣との家との間が少ない都会の方々は絶対南かもしれませんが、我が家の場合庭のスペースも結構取れるため、日当たりは多少悪くなる程度ということで気になりません。それよりは、中の間取りを重視することにしました。

■標準装備

あと、付けられるものは取りこぼし無く付けられる間取りにするということを重視しました。間取りの関係上付けられないでは、かなり損をした気になりますからね。出窓は施工面積の1/2の費用がかかりますが、豪華に見えるし相当広く感じられるので費用以上のお得感があります。LDにはハーモニーベイウィンドウ(90U, 75U)によって、光を多く取り入れると共に開放的な空間となっています。和室も6畳と小さいのですが、広縁と地袋付き出窓と床の間、またはLDとの続き間となっているため、全く狭いようには見えません。

また、ハーモニーベイウィンドウ(90U, 75U)は1F・2Fの同じ位置に付く事を考慮する必要があるため、2Fは1Fの間取りの制約を受けますので、この段階で少しは2Fのことも考慮する必要があります。ハーモニーベイウィンドウは、家の真中よりは端の方がバランスがよく見えるためこのようにしています。

■ユニットバス・トイレ

ユニットバスの位置は、比較的簡単に決まりました。湿気などを考慮すると、端の方が良いので候補は北東か北西の角ということになります。我が家は、東と北が道路に面しているので北東だと両面道路に面しているということから北西の位置に決定しました。そうなると、脱衣所は図面の位置か、ユニットバスの東側(トイレの位置)となりますが、ユニットバスの東側(トイレの位置)にした場合、トイレを配置するスペースがなくなるため、脱衣所とトイレはこの位置に決定しました。

 

残るは、キッチンと納戸と玄関と階段です。

■キッチン

では、キッチンですが、キッチンは対面キッチンにしようとするとダイニングの隣(北側)となります。では、南側は右からD⇒L⇒和ではなく、L⇒D⇒和としてキッチンを真中にという案はどうでしょうか?勝手口を設けようとすると廊下が配置できません。よって、この位置に決定しました。

■玄関

残る玄関の配置で考えられるのは3パターンとなります。

@北向きで家の中心
A北向きで東の隅
B東向きで東の隅(上の図面)

北玄関ということで、光をなるべく取り込めるよう南側は隣との距離をできるだけ多くとりたいです。これを考慮すると北向きの玄関にすると、玄関ポーチ+玄関アプローチで北側を境界から離す必要があり、結果南の隣との距離が少なくなってしまいます。よってBに決定いたしました。風水によると北東の玄関は凶とされていますが、我が家は北東の角よりちょっと西にずらしてあります。これでも北東の玄関ということになるのでしょうか?まあ、風水は全く信じていませんのでどうでも良いです。

残った位置を納戸としました。

 

2F

2Fは1Fほどのこだわりはありませんでした。強いて言うなら、洗濯物を干しやすいようバルコニー(ベランダ)は広くとか、収納はできるだけ多くといったところでしょうか。

■1Fから決まる部分

1Fから続く階段と、1Fと同じ位置に取り付くハーモニーベイウィンドウの位置は決まっていますので、ここから部屋の間取り検討をスタートさせます。

■主寝室

ハーモニーベイウィンドウのある部屋を、子供部屋にするほど大きな心は持ち合わせていないため、ここを主寝室にします。広さは10帖くらいです。

■洋室(子供部屋)

子供は2人できることを想定して、2部屋の洋室を設けます。それぞれ6帖くらいでの配置を考えるとこれ以外にはありませんでした。ただ、子供の成長に合わせて2部屋の境界をアコーディオンカーテンにするなどがありますが、かなり費用がかかりそうだったのでやめました。北西の部屋は、南の部屋より不利なので、ファニチャウィンドウと0.5帖広いということで公平にしてあります。

■バルコニー(ベランダ)

標準の奥行きが決まっているので、最大の幅とってあります。雨の日に洗濯物を干しても、洗濯物が濡れること無いくらいの軒がほしいと、妻が譲りませんでしたがその場合柱を追加したりする必要がありオプションとなる為諦めました。あとは、バルコニーに出る通路ですがケチるなら洋室から出入りすればよかったのですが、子供が大きくなったとききっと嫌がるだろうということで、廊下を設けました。

その他

あとは空いている部分を収納にしてあります。中央の物入(No.7)というところは動線を考え少し廊下が広くなるようにしてあります。

後悔

■ベイウィンドウの幅

後から知ったのですがハーモニーベイウィンドウ(75U)は、幅広タイプもあるようで、我が家は狭いタイプになりましたが知っていればもう少しこの辺りも考えたと思います。幅が広い方が、かなり格好良いです。

■TVの位置

現在の1FのTVの位置は、ソファーに座ると少し近めなのでTVを@、ソファーをAの位置に配置すれば今後更にTVの大画面化が進んでも良かったのかなと思っています。しかし、和室への動線がTV〜ソファーと交差しますので、間に机などを置いた場合は通行の邪魔になったりもしますが。

■概観

家の中の間取りばかり気にして、概観はノータッチでした。間取りより屋根形状を切り妻か、寄せ棟にするかであとは自動的に概観が決まってしまう為、概観もう少し考慮した間取り決めを行っても良かったかもしれません。

 

 

参考書籍

 

■間取り関連

住宅の新築プラン間取り500+外観500

使える間取り373集

住まいの間取りと外観デザイン改訂新版

敷地を生かした間取り

30坪以下の敷地に建てたすてきな家実例500

■風水関連

教えてDr.コパ!これからの運と夢をつかむ風水術

Dr.コパの住まいのNG風水術

風水で幸せになる間取りとインテリア

 



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