格安引越への道(1)

2002.7.20作成

当初予定されていた完成(引渡し)の日は、8月末〜9月初ということだったが大工さんが次の仕事が入っている為
土日返上で夜遅くまで作業してくださったなどの要因により、1ヶ月程早まり8月初〜盆くらいには引渡しができるのではないかということである。そろそろ引渡し日の1ヶ月前になるということで引越しの準備を進めることにした。

ここでは、引越の見積もり〜引越完了までの軌跡を紹介します。

 

事前準備・調査

■現在のアパート関連
・大家さんに報告 (これは2ヶ月程前に妻が既に伝えてあった)
・不動産屋への報告(退去一ヶ月前までに、退去する旨を伝えなければならないという規則あり)
   ⇒確認事項 
      Q.退去の日が、月の途中になった場合日割り計算での支払いとなるか?
      A.なる(ただし、退去10日前までに報告すること)

      Q.現在のアパートでの火災保険などは返ってくるのか
      A.日割り計算で返ってくる

 

今回は、初めての大きな引越しということで、どれくらいの費用がかかるのか? サービスがどのくらいなのか?打ち合わせのノウハウなど知識に関して皆無であった為、 事前に作戦をしっかり練らなければならないと考えていた。

情報収集はやはりインターネットの恩恵にあやからずして始まりません。 ということでインターネットで過去に引越しをされた人の体験談のページより情報を集めました。また、引越し最大8社無料一括見積もり依頼!引越し業者探しの決定版!『引越しオールナビ』などの 無料の一括見積サイト(引越見積サイトの比較・記事はこちら⇒)などを利用すると、自分の引越しの相場が分かるので利用すると良いでしょう。

更に、インターネット経由で申し込みをすると、見積もり時にインターネット特割とかで5000円ほど割り引いてくれる業者が多いようです(※業者により異なりますので注意!ちなみに私の場合、打合せをした全社にインターネット割引が適用されました。過去に1万円引いて貰った人もいました)

上記のサイトで申し込むと、各社ごとの見積もりがメールで送られてくるのでサービス・価格を比較して気に入った業者に見積もりの連絡をいれましょう。メールのみで家に直接営業マンが訪れたり、電話がかかることはないということで、安心して利用できます。値段だけでなく、サービスも考慮すべきですので打ち合わせ前に引越し業者のホームページで確認しておきましょう。

作戦@ 「相手の手の内を理解した上で、打ち合わせに望むべし!」

いざ、見積もりの打ち合わせのときに、忘れてはいけないのは営業マンに「インターネットで申し込みました」と伝えることです。ここで値引きしてくれなくても、焦らずかなり初期の段階なので、後の値引き交渉時に「ネット割引なかったんだから、もうちょっとまかりまへんか?」なんて言ってみるとネット割引以上引いてくれたりするかもしれませんので、この辺りの駆け引きは交渉術の本や、自分の腕を頼りに頑張ってください。

    ■□■ 引越し夢のキャンペーン ■□■

値引きしてもらった金額から更に安くなる場合があります。例としては「NICOSカード」で、2005年8月31日まで実施されている「NICOSお引越しキャンペーン」です。引越し料金を「NICOSカード」で支払うと、な、なんと20%OFFになるというすばらしいキャンペーンです。更に3〜20万円ならNICOSギフトカード3000円、20万以上なら5000円もれなくもらえます。(詳細はNICOSのサイトを参照してください)
実は私もNICOSに加入しており、日常の買い物はできるだけカードで支払いガソリン代に還元されるというシステムで結構恩恵を受けています。しかし、引越し時もNICOSカードで支払いましたが、こんな夢のキャンペーンはやってませんでした(涙)。対象引越し業者は、アート引越センター ・ サカイ引越センター ・ 松本引越センターなどです。もちろん、NICOSカードをお持ちでないなら、引越し打ち合わせより早くから申し込みが必要ですので、余裕をもって取得しておきましょう。(申し込みはNICOSカード)

その他には、Yahoo! BB提携の引越し業者(松本引越センター・ハート引越センター・ダック引越センター・アート引越センター・くろねこヤマトの引越サービスと大手です)にて引越しをすれば、引越し代金が、な、なんと0%OFFになり、しかも不要品の引き取りが無料(数に制限はあるらしい)となるそうです。更に、Yahoo!BBに新規に加入した人も、既に加入している人も引越ししたら最大ヶ月無料という特典が付きます。私はADSLでなかったのですが、Yahoo!BBの会員の方は多いので、利用しない手はないでしょう。新規の人も、この引越しを機に是非Yahoo! BB/BBフォンに加入し、引越しの恩恵を受け、2ヶ月間お試しで利用し、2ヶ月経ったら見直し・・・ってな具合で利用しましょう。

このように、引越しに関するサービスは探せば結構あるものです。カード会社や、プロバイダーなどあまり、引越しとは無縁のような会社のキャンペーンとして実施されていたりします。まぁ、安くなるということで利用しない手はありません。
とにかく、情報収集は徹底的にするのが値段・サービスにおいて満足できる秘訣ではないでしょうか。

 

 

引越したら欲しいもの、捨てるもの

■購入

引越しをして新居を構えると、家具・家電などどうしても新調したくなります。引越し先の近所の店舗で購入するのも良いですが、価格を比較して格安で購入するならインターネット上の価格にはかないません。引っ越し先で絶対に必要なものに照明があります。インテリア一条にて購入された方や、近所の割引のある電気店にて購入された方など様々ですが、ネットショップでの購入も検討すべきです。 全照明器具が激安45〜50%引という衝撃プライスの店舗がネットにはたくさんあります。ネット購入はちょっと・・・という人もまだいるようですが、以前(っていうか、太古)は、お金を振り込んだにもかかわらず、商品が届かないなどの詐欺紛いのトラブルがあったようですが、現在はほとんど心配ないでしょう(有名なところなら特に)。それに、代金引換などもありますし・・・心配するよりも、1・2つ上のグレードの物を購入するか、安く抑えて浮いた金額を家具などの新調する費用に充てることも可能ですので、私はこちらの方が賢明かと思います。

また家電に関しても同様、ネットで揃えてしまいましょう。食品などは、抵抗ある方もいらっしゃるかもしれませんが、近所の電気店と同じ物が確実に安く手に入ります。もちろん、メーカー保証は最低でも付きます。(「激安!家電のたんたんショップ」、「楽天・家電市場」などが良く利用されます)

廃棄・リサイクル

家電リサイクル法により廃棄に余分な費用がかかってしまいます。引越しの不要品を賢くリサイクルしたり、大きな家具・家電を出張買取してもらえるサイト([おいくら] 不要品 とにかく高く売る!)がありますので、こちらで見積もりを依頼してみると意外とお金になる場合があります。売れる商品の基準、家電リサイクル法より得する金額など、テレビ・冷蔵庫・エアコン・洗濯機の買取とリサイクルへの疑問にを解消してくれます。地球環境保全のためにもできるだけリサイクルしていきましょう。

 

 

引越しまでのスケジュール

 【引越し決定〜1ヶ月前】
見積りを依頼して引越し会社を確定
賃貸の場合、大家さんと賃貸契約を解除
転校の手続き
リサイクル
どうしても出てしまう粗大ゴミは業者を手配
【1ヶ月前〜3週間前】
新居用の新しい家具・インテリアを揃える
引越し先にぴったりの家電・AVを揃える
この際、新しい食器生活雑貨を手に入れよう!
お庭やバルコニーに!ガーデニング用品もチェック
【3週間前〜1週間前】
近所へのご挨拶や、内祝い用のギフトを用意
引越し挨拶にグリーティングカードを送る
引越し当日に使う梱包材等の荷造り用具を準備
電話の移転届・新規加入
最寄の郵便局へ郵便転送届
【1週間前〜引越し前日】
転出届、国民年金、国民健康保険:市区町村役所へ
金融機関の住所変更
水道、ガス、電気の精算・移転届
新聞、NHK、衛星放送、ケーブルTV等へ移転届
梱包材に部屋ごとの目印をつけて荷造り開始!
冷蔵庫、洗濯機の水抜き
 【引越し当日〜1週間後】
転入届、印鑑登録、在学証明書:市区町村役所へ
運転免許証の住所変更、車庫証明の取得:管轄警察署へ
自動車の登録変更:陸運事務局へ
新居の壁やドアの傷、水回りの不具合等を管理会社へ連絡
ペットの届け:管轄保健所へ
家具家電の揃え忘れ確認
    (忘れがちなカーテンの用意はOK?)

 

-:-:- 買い忘れたものはないですか? -:-:-
カーテン・ブラインド

照明・ライト     
       ( 天井照明  ・壁掛け照明  ・スタンド照明  
       ・センサーライト
)

ソファー

テーブル

チェア−

  ベッド・寝具

  カーペット

 

インテリア (・アジアン  ・  ・シンプル  
                   ・ブランド  ・カントリー   ・北欧  
                   ・ポップ&レトロ  ・ミッドセンチュリー


表札

収納家具

エアコン

食器洗い乾燥機

冷蔵庫

洗濯機

掃除機

電子(オーブン)レンジ

テレビ

ホームシアター

DVDレコーダー

オーディオ

パソコン

 

 

収集した情報

■割り引きが適用される場合
    ・毎月20日以前の引越し(月末に引っ越す人が多い為)
    ・午後からの引越し(ただし、午前便の後の作業の為時間は正確ではなく幅を持った指定となる)
    ・日柄の悪い日の引越し
    ・平日の引越し
    ・知り合いからの紹介など

■割増となる場合
    ・ピアノ、エレクトーンなどの運搬
    ・エアコンの取り外し、取り付け(ガス充填・配管)
     ⇒特に、電気屋に依頼しマージンを取られる場合もあるとのこと

■その他
    ・とにかく、トラブルで多いのはがいつ付いたものかでもめるケースや、見積もり(打合せ)時にサービスと営業が言っていた
      物が引越当日にされていないなどの連絡不足によるトラブル。これも口約束の場合が多く証拠がない為に、言った言わないで
      もめることが多い。
    ・3月、8月などの引越しラッシュのシーズンには、どうしても人手不足となるため外注の会社にさせるとか人権費削減のため、
      1名社員で他はバイトなんてこともあるとか、ないとか。
    ★バイト・社員の定義は難しいです。
   @正社員 A社内教育を受けていて、経験も豊富なバイト B教育を受けた経験の浅いバイト Cかり出されたバイト
   - 3名の場合 リーダー:@ 作業員1:A(@ならBEST) 作業員2: B 
   - 4名の場合 リーダー:@ 作業員1:@かA 作業員2: A 作業員3: BかC くらいを目安にするといいでしょう。

■時期的な値段
  
・引っ越してから、いろいろな人の話を聞いたところ進学・入社などで引越しが多い3月の値段は非常に高いとのことです。
      私と同じ業者で、同じ大きさのトラック(荷量)・サービスで倍くらいの値段がかかったとのことです。交渉もそれ程していない
      らしいですが、もう下がりそうもなかったとのことです。引っ越す時期も考えて、上棟の時期などから逆算して計画を立てるのも
      費用削減になりますので、浮いたお金でインテリアの一つでも購入されてはいかがでしょうか。

 

予約を取ろう

情報を集めているだけでは、いまいち実感が沸かず方向性が見えないため行き当たりばったりで見積を出してもらうことにした。見積は何社で取るのがベストか?多ければそれだけ比較の幅は広がるが時間と労力が必要なのでとりあえず4社で見積りを取ることにした。少ないと判断した場合はまた追加すればいいのだから・・・

ここで選んだのはダイレクトメールで来た大手3社と、同じアパートで以前引越した人が「安くてサービスも良い」って言ってた(いわゆる口コミ客)、地元中心に仕事をしている会社1社の計4社で見積もりを取ることにした。大手4社にしなかったのは、大手と地元の業者とでどのくらい差があるのかを知りたかったからです。

7/6のA.M.8:00頃から、電話で予約をいれた。早く終わった方が楽なので1日で終わらせたかったが、結局 土、日の2日間必要となった。週を跨がなかっただけでもよかった。日程は以下のように決定した。

7/6(土)
   16:30〜 箱舟社
   18:00〜 ようこそ籠社
   19:00〜 蟻社(アリさんマークの引越社)

7/7(日)
   15:00〜 パンダ社

 

作戦を立てる

作戦A 「ねばって、通常のサービスを格安で」

つまり、『オプション(サービス)付けんでえーから、もっと勉強してくれまへんか?』ということです

具体的には
○即決はしない
 「今回の引越し 30万円のところを、今契約していただくと10万円でさせていただきます。」には乗らない
 「今回の引越し100万円のところを、今契約していただくと10万円でさせていただきます。」にも乗らない(・・・?)
○全ての業者で、サービス内容は同じにする
 こうしておかないと、価格の差がわからない
○1回目の見積りで、限界に近い値段を出させる
 その為の作戦として、第1回目の見積とサービス内容を見て4社から2社にしぼる旨を伝えてから値段を出してもらう。
 ただし他社の金額は、絶対に教えない(不公平だし、近い値段を出されてしまう。営業のヤケクソの確立が低くなる)
○業者選定は、コスト&バリューで
 
ものすごく安いが、信用できそうもないのは×××。過剰のサービスは必要ないが、
 それなりのサービスは付けて貰って損はない

以上を念頭に、打ち合わせに望んだ。


あと、どの業者にも必ず質問することを決めておいた。理由は見積もりを取った業者ごとの格差を平等に比較しながら打合せを進めることができると思ったからである。以下のようなことを必ず質問することにした


確認事項
   ・引越しの日程は未定だが、変更は可能か
   ・ダンボールはいつ頃貰えるのか。 また その量は(足りなければ、貰える?)
   ・物損時の補償制度はどうなっているか
   ・作業員は何人か。 その構成は?(社員 or バイト)
   ・他社と比べてこれだけは負けないってところは (勝手に比較してくれるので楽⇒本当かどうかは確認する必要あり)
    ⇒自社のアピールがなくて、他社をけなすところはNG。自社に良いところが少ないから・・・

今回は、引越を前にして準備することや、引越に立ち向かう心の準備などについて述べてました。次回は、いよいよ打合せの様子について報告いたします。具体的内容となりますのでより、参考になるのではないでしょうか。

そして決勝戦に残る(4社→1社)のは果たしてどの業者なのでしょうか?お楽しみに

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