ガーデニング&DIYへの道(2)

2003年5月 作成

地盤改良2(2003.3.21 - 3.29)

水はけを良くする為の手段である@砂坑の方法で玉砕されたため、今回はA暗渠(あんきょ)の策にてトライします。

暗渠とは、土中に水路を作り雨水ますなどと接続し排水させるものです。まず最初に雨水ますに接続する部分から取り掛かりました。

写真にあるようにグラテックスというレンガ模様のコンクリートが打ってありますが、厚みもそれほどないのでその下にパイプを通して接続できそうです。

雨水ます付近に穴を掘り、そこに水が集まるように勾配をつけた水路を作ります。そして集まった水はパイプを経て雨水ますに流れ込むという仕組みです。

ここも、20cmほど掘ったところくらいから、粘土層が出現しました。ただ、先日の穴と違うところは、白い粘土です。
これが取り出した粘土です。20cmより深い部分はこのような層が広がっています。

これを土と呼べるのでしょうか?だんだん怖くなってきました。これらの粘土は何かに使用できそうなので、バケツにとっておきました。

やっぱり、大きな石も出てきます。が、粘土層に近い部分の石は意外と取り出しやすかったです。

それと粘土層は粘土の純度が高く小さめの石も入ってなくて、かなり掘り進めやすかったです。それに、やわらかめなので・・・

50cmくらい掘って、穴の周辺に付いた土も綺麗にすると天然の器のように綺麗になりました。器って水が染み出したり、こぼれないんですよね(悲)。

これでは絶対水は引くはずがありません。ただ、この部分は地中に水を逃がすのが目的ではなく、溜めた水を雨水ますに逃がすのが目的なので、逆に良かったかもしれません。

 

粘土層で、掘りやすかったので小さい園芸用のスコップでもうちょっと掘ってみました。

あと、20cmくらい掘ると粘土層は終わっていて、茶色い土が出てきました。そして例によって石も現れたので、このくらいにしてやめました。

水を入れてみると、予想どおり水は引きませんでした。先日の穴の土質で、茶色いだけで結局は粘土なんですね。

ここで、掘る方向を水平方向に変更して雨水ますに向かって掘りました。これが結構大変かと思っていたのですが、粘土層でさくさく掘れました。

そしてついに雨水ますが見えました。

次は雨水ますに穴を開ける作業です。

穴を開ける工具は、円筒で端が歯になっているホールソーというものを使用します。これはドリルに取り付けて使用する着脱式のもので、サイズも色々あります。工具はドリルすら持っていない為、ホームセンターで購入も考えましたが、あまり用途もないホールソーが4500円ほどしたので、やめました。

糸鋸などを使用しようかとも思いましたが、結局ライターであぶって半溶かしの状態でハンドスコップでえぐりとるという方法を取りました。ダイオキシンなどの問題もありますので、いくつも穴を開ける場合はホールソーなどの工具を使用しましょう(楽だし)。

何とか、貫通させることができました。

貫通した穴を、広げ鑢(ヤスリ)などで整えてようやく塩ビパイプを通すことに成功しました。

写真の右下から出ているパイプが新設のパイプです。他のパイプに付いているパッキンをホームセンターで購入しようとしたのですが、ないと言われました。

掘った穴側のパイプです。

雨水ますの水が逆流して、こちらの穴に流れてこないかテストしてみました。

雨水ます側のパイプ入り口に水を流し、掘った穴側に水が来なければOK。

結果は大成功でした。しいて言うともう少し深い位置にパイプを設置しても良かったかもしれません。ただ、あまり深いと逆流の可能性も出てきますので、ほどほどにしないといけません。


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