ガーデニング&DIYへの道(1)

2003年5月 作成


現在の庭の状況

外構工事が終了して大分経過しましたが、現在の庭の様子というとお恥ずかしい話ですが大変汚い状態です。

当初計画していた庭の真ん中のサークルにはをはろうとしていました。日本では西洋芝高麗芝がメインで、我が家では高麗芝を張ろうと計画していました。ただ、季節的に芝張りの時期ではなかったので春を待っていました。その間色々調べていた結果、芝は水はけが悪い場所には適さないと言う事でした。

で、うちの庭はというと非常に水はけがかなり悪いです。雨が降った日はもちろん水浸しです(左写真)が、雨が降って、何日かたっても土が湿っているような状態(左下写真)で、とても庭に足を踏み入れようとは思えません。

例え芝を張らずに土のままにしておくにしても、今の状況ではどうにもなりません。ということでまずは水はけを良くするための工事を行う事にしました。

 

 

地盤改良1(2003.3.8 - 3.9)

水はけを良くする為の手段について調査しました。

庭の土を全部入れ替えるという手段では金銭的に余裕がないため却下。

次に考えられるのは以下の2つです。
@砂坑・・・数箇所に水がしみ込む深さ(50〜80cm)まで穴を掘り、水はけを促す
A暗渠(あんきょ)・・・土中に水路を作り雨水ますなどと接続し排水させる

まず最初に@の砂坑からトライすることにしました。

掘る道具はスコップです。掘る量をできるだけ抑える為写真のように長方形の穴になっています

掘り進めるうちに、土質が明らかになってきました。綺麗に地層になっています。20cmほどの深さから粘土層になっています。水はけが悪いのはこのせいです。

穴を掘ることが大変というよりは、土中の石に当たったとき、それを取り除く作業に多くの時間を要します。穴を掘っていてスコップにカチンと当たると、石を排除しないとその先掘り進めません。石を取り除くためには、その石の周辺の土の掘り、スコップでテコの原理を利用して石をひっくり返すようにして土から外すイメージです。

今回は穴が小さすぎた(細かた)ため、穴の直径がスコップの幅以上になるまで拡張しました。これで作業性はかなり向上しましたが、すごく時間がかかってしまいました。

穴を拡張していると、また更に大きな石が顔を出しました。

こんな大きな石を取り除くと更に穴が広がってしまいます

穴を拡張したため今まで掘っていた穴が塞がってしまっています。

大きな石がごろごろと出てきました。小さい石も含めるとかなりの量となりました。
掘った土を盛った量を見るとかなり多く見えます。

どれくらい掘ったかメジャーで測ってみたところ80cmでした。ここまで掘ると穴の底の土を地上に上げるのが大変になります。手を突っ込んで、ぎりぎり届くくらいです。

しばらく時間が経つと、穴の横壁がジト〜っと湿ってきていました。この調子で、この穴に周囲の水分が流れ込んで集まり、この穴の底から水分が土中に染み込んでくれれば大成功です。

穴に水を入れてみて1時間ほどで水が引いてくれればOKです。それでも引かない場合はもっと深く掘る必要があります。

結果は、全く水は引いていませんでした。本当は水が引くまで掘らないといけないのですが、嫌な事を思い出しました。それは家の基礎をする段階で、畑にする分の土も掘って持っていってもらったとき、真夏の雨が降らない日が続いたにもかかわらず、穴の水が引かず池になっていました。80cmもは掘っていないのですが・・・

どれだけ掘っても、粘土層なのではないかと心配になりました。不動産屋に問い合わせてみるまで、一旦ここは保留にしてAの「暗渠(あんきょ)」の工事をすることにしました。

次回に続く・・・


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