不具合修復への道(11)

2003年3月 作成

12/1の修復に関しての打ち合わせの後、妻は、家がまた壊されることに乗り気ではなかった為いろいろ考えました。考えたあげくいくつかの修復を、延期しました。止めた修復は以下です。

  1. ユニットバスのシーリング穴によるカビ対策
    今まで問題ないと説明されており、また話を戻されたということで本当に必要なのかと何度も営業担当に聞きました。カビの問題の可能性はほとんどないが、念の為にやったほうがいいということでした。シーリングを全部取り外してユニットバスのぐるりを全てを、カビ防止の薬品などを注入したりするとばかり思っていたのですが、シーリングを一部取りドライヤーで乾燥した風を入れ内部の水分を取り去るそうです。しかし水が入って2、3日ならともかく何ヶ月も経過しているのに水分が残っているのでしょうか?あるとしたらカビではないでしょうか?しかも内部の確認はせず、何の根拠もなくドライヤーでの対処とのことです。
    問題がある可能性がほとんどゼロということでしたし、対処方法もあまり意味のなさそうな方法でしたので取りやめしました。カビセンサー(空気中のカビの量を測定)などを使用したり、何らかの裏づけをとってから修復方法を検討して、修復前と後でどうなったかのレポートをして貰わないと、ドライヤー片手に「はい、終わりました」と言われても、「何がどう良くなったの?」としか言えません。これも自社で解決しようということでしょうが、その筋のプロへの依頼をケチりすぎではないでしょうか?やると言ったからには、やってほしいものです。

  2. クロスボードと巾木との隙間
    コーキングで隙間を埋めるしかないとのことでしたので、渋々合意しましたが、他の場所(トイレの横)、2Fの洋室でも巾木の剥がれが目立つ部分を発見しました。1箇所ならコーキングでも良いかな?と思ったのですが、いくつも出てきたのではそうも言っていられません。時期をみて、今後の対策を提案してもらう事にしました。

  3. 腰板の合わせ
    まず妻が拒みました。クロス剥がして、腰板付近のパネルを取っ払ったりする大工事のため窓を開けてやって欲しい。しかし冬で寒すぎるため暖かくなってからが良いということでした。それに、こういった工事によってできた、床などの傷・家具の傷などができた場合の保証に関しての契約を全く交わしていません。以前責任を取って貰えなかったり家具を運ばされたり工事後の掃除をして貰えなかったという方の意見を聞いての判断でもありました。

以下は、修復した分です。

 

第1回大修復 (2002.12.17)・・・(1)

□過去掲載済み□

・システムキッチン側にとりつけられている蛍光灯(吊元灯)が点滅する ⇒ [質問・不具合.81]

・昇降式の網戸が下りない ⇒ [質問・不具合.82]

・洗面台の排水水栓の水止め機能が甘く水が流れてしまう。 ⇒ [質問・不具合.83]

・免震装置作動時に雨樋の蛇腹が干渉する ⇒ [質問・不具合.84]

 

和室は畳を全て外しての修復となりました。

畳をはがしてみると、結構すきまがかなり多いという印象を受けます。ただ、この部分は畳が入る為、気密上は問題ないということなのかもしれません。

ただ、[質問・不具合.32]、[質問・不具合.33]の回答としての修復であれば、断熱材を入れ忘れていたということなのでしょうか。それとも、必要はない・標準以上の処理だが念のため断熱材を補充したのでしょうか。

問題がないにしても和室の周りは、結構隙間(というより空洞)が空いていました。気になる方はクレームをつけてからではなく、施工時に埋めておいて貰いましょう。

 
修復前

修復後

写真中央に木屑が見えます。よく見ると[質問・不具合.33]で写っているものと同じ(?)ものではないですか。ちょっとびっくりしました。

他の場所のゴミも拾っていたそうです。キッチンの下の掃除の件もあるし、見えない部分はどうでも良いという意識の大工だったようです。ますます心配になりました。

別にゴミがあるから問題という分けではなく、そういうところに配慮できないということから、他の不具合も出てるのではないかと思えてならないということです。

地袋(中央右)の下にぽっかりと穴が空いてます。左の部分にもあります。構造上問題はないのかもしれませんが、左右対称でないのが好きではありません。

断熱材が埋め込まれました。ってことはやっぱり構造上は大丈夫ってことですかね。

修復後(その他)

工事もようやく終わったというときに営業担当より一言、「あんまり断熱材で密閉するのはよくないんですよね。木造なので、空気はある程度通った方が良いんですよ。」

え〜っと、じゃあなんでそれを工事前に言わないの?

理由は・・・「やって欲しそうにしてたから」なんでしょうか。風が入ってくるとは言ったけど、だれも断熱材入れろなんて一言も言ってません。それに和室に関しては、畳の隙間から風が入ってくるとは思ってはいましたが、あんまり言うのもなんなんで我慢してたくらいです。

では、木造に適した断熱材の入れ方もできたのではないでしょうか?密閉が駄目って思いながら、それをやってしまう神経を疑います。そして終わってからそれを言う。不安がらせようとしているとしか思えません。

もう少しプロらしい提案の仕方をしていただきたいです。特に最近は一条は提案力に欠けると良く聞くことですし・・・

今回の件に限らず、一条の社員は結構こういう人が多いです。例えば、これでいいのって聞くと、「標準ではないですが大工さんの計らいで丁寧な方法でやってくれました。」って言ってたのに次ぎ見てみると、やり直してありました。良い方法って聞いて喜んでいたら、元に戻すとぁーどういうこと?誰が頼んだ?

この辺が一条は癖のある会社って言われる所以なんでしょうか。突っ込みたくなることが結構あります。

ここまで、気密性が良くなるとI-HEADの24時間換気システムを取り付けようかと思ってきました。

和室の機密性を向上させたら、腰板のずれからの風の吹き込みがかなり強くなっていて50cmくらい離れた場所に座っていると首に風が当たるのを感じます。全部ここから入ってくるんですね。ある意味24時間換気システムかもしれません(笑えね〜)

 


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