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不具合修復への道(1)

2002年11月〜 作成

現場を訪れて疑問に思ったことを質問したり、気になった部分を修正してきました。中間確認最終確認でもいろいろな修正が入りました。現在住んでみてからも、いろいろと修正が入っております。

このコーナーでは、どのような不具合がでてどんなふうに修正してもらったかについてまとめていきます。これから一条で建てるられる方々や、既に住まれている方など興味深い内容だと思います。皆様の不具合修正の事例なども気軽にBBSに書き込んでいただきたいと思います。不具合の修正がいつまで続くのかは分かりませんが、「できてからも長いお付き合いをしていかねばならない」と一条の方もおっしゃってましたので、すっと続くのかも知れません(古くなると余計に・・・)。

10年くらいしたら、何がいつまで保証範囲内で修正してもらえるのかの報告になっていると思いますので、皆様10年後もよろしくお願い致します。(ちょっと気が早かったか?)

 

着工〜中間確認会(1)

基礎工事ではあまり現場に足を運べなかったのと、知識不足であまりクレームは出ませんでしたが、プレカットの構造部分が組みあがり大工さんの手作業が入ってくると気になる部分が出てきました。

[質問・不具合.1]  -2002. 5. 6-
東1階出窓部分のブラストレンガが一枚外れていました。もう既に剥がれるってことは、今後雨風に打たれてぼろぼろと剥がれるのではないかと不安になります。高級感はあるけれど、長持ちするのは標準のタイルなのかもしれないって思ってしまいます。見た感じかっちり固定されてそうなので。

でもあれだけオプション代が高かったので、レンガが壁にもっと食い込んで固定されているものとばかり思ってましたが、薄いレンガが壁に貼り付けてあるだけなんですね。ちょっとショックです。

[修復・回答]
ベランダのタイルをする時にまとめてやるということです。

[最終回答]  -2002.12.16- 
外部の垂直面のタイルは接着剤で貼り付けしております。モルタルを使用しないことで壁面の軽量化がはかられ耐震性が向上します。モルタルによる白華現象もなく美観が維持されます。また目地が深く取れることで重厚感が表現されます。以上の理由等で採用している施工方法ですが、写真のような剥がれは搬送中、激しい外力を受けてのことと予想されます。風雨で剥がれるものではございませんので御安心下さい。

[質問・不具合.2]  -2002. 5.26-
チムニー(煙突)のレンガも1枚剥がれていました。

知らずに写真を撮って、妻に見せていたら偶然発見しました。これはちょっとやそっとでは気づきませんもんね。見えない部分とかって大丈夫かな?

[修復・回答]
こちらもベランダのタイルをする時にまとめてやるということです。

[最終回答]  -2002.12.16- 
外部の垂直面のタイルは接着剤で貼り付けしております。モルタルを使用しないことで壁面の軽量化がはかられ耐震性が向上します。モルタルによる白華現象もなく美観が維持されます。また目地が深く取れることで重厚感が表現されます。以上の理由等で採用している施工方法ですが、写真のような剥がれは搬送中、激しい外力を受けてのことと予想されます。風雨で剥がれるものではございませんので御安心下さい。

[質問・不具合.3]  -2002. 5. 6-
今回HP作成時に昔の写真を見ていたら、気になる部分が見つかりました。ボルトとナットで固定されているのですが、上と下で金具の使い方が違っています。

なんか理由でもあるのでしょうか?

[修復・回答]  -2002.11. 16-
上の施工が正しい。

下の方のスプリングワッシャー(写真下側のナットの下にある薄くて丸い方)と平座金(四角い方)は本来必要ない。ただしこれでも問題はない。上の方は母材の裏側(写真では写ってない側)に平座金が付いているのが通常のやり方だそうです。

裏に本当に付いているかの確認はありませんでした。

[最終回答]  -2002.12.16- 
統一性のない施工になってしまった事は申し訳ございません。施工方法としては上部を標準にしており、下部の方法は標準を下回らないことを御理解下さい。写真より、ねじ山の出が十分あることも確認できます。

[質問・不具合.4]  -2002. 5.11-
柱(加圧注入されているので緑黒っぼい)とフローリング材との隙間が空いていました。段差になっており非常に不自然で素人目にも不具合とわかります。

[修復・回答]  -2002. 5.31- 
営業担当曰く、「フローリングをはめ込む際、斜めに入れるので余分を作っておかないと入れることができない」ということです。なるほどと一瞬感心したのですが、幅木を当ててみると隙間が生じたので、どんな理由があれ修正となりました。

[最終回答]  -2002.12.16- 
壁際のフローリングを施工する際は継ぎ手(さね)の重なり分を見込んでカットしてはめ込むため、納まった状態は柱・間柱間に隙間ができることになります。隙間は最小限でとどめるべきでした。

 

[質問・不具合.5]  -2002. 5.18-
断熱材の間が空きすぎていないでしょうか?それに中心に設置されていないのも気になります。

[修復・回答]  -2002. 5.31-
壁の間に入る断熱材がこの上に敷き詰められるため、これで問題はないという回答でした。でも、床には床の断熱用の断熱材をしっかり設置し、その上に壁の間の断熱材を敷き詰めるるのが、本来の施工方法と思ってしまうのは素人考えなのでしょうか?「した方がより良いが、しなくてもまあ大丈夫だからわざわざ面倒なことはしない」っていう感じがしてなりませんでした。断熱材の幅が柱ぴったりだったら、このように短く切って隙間をあけるようにはしないでしょうから・・・

[最終回答]  -2002.12.16- 
間仕切壁の床下から風が入らないように、床断熱材か壁断熱材を充填することにしております。写真の状態の上に壁断熱材を充填いたしました。

[質問・不具合.6]  -2002. 5.11-
写真の上部に写っているのは野物で、それを支えているであろう材木同士が綺麗に合わさるようにカットされていません。それにしっかり乗っていません(隙間があります)。

[修復・回答]  -2002. 5.31-
壁の間に一条工務店では、細い間柱と、太い間柱両方に対応できるよう溝の形は写真のように段差になっています。それを支える木はどちらかの溝に収まるように施工されますが凸形状には加工せず写真のように施工するのがマニュアルどおりということです。

「では隙間があいているのはなぜか」と質問に対して「隙間を開けたりあけなかったりすることで、家が微妙に動くときに自由度をもたせることができる」ということでした。そこまで計算されているのでしょうか???

[最終回答]  -2002.12.16- 
間柱・半柱等もプレカットで正確にカットしておりますが、柱、梁を組んだ状態で材の反り、若干の痩せ等の要素が組み合わさりすくことがあります。これらは、構造材として鉛直方向の荷重をささえるもではなく、壁下地材としての機能をもたせているため、欠き込みから外れないように固定されれば施工を進めます。欠きが2段になっているのは2種類の厚みの材に対応するためです。

[質問・不具合.7]  -2002. 5.26-
上の写真同様隙間が空いています。このような部分がいたるところにあります。

[修復・回答]  -2002. 5.31-
がちがちだと逆に良くないという回答でした。その分析・計算(どこに隙間を設けるか)はどうやっているのかと突っ込むと工事長からの返事はありませんでした。

工場見学でみたプレカットされた材木をピッタリ隙間なく正確に処理するため狂いがないっていう説明はなんだったのでしょうか?実はピッタリに見えるけど構造上起こりうる現象を考慮して隙間を空けたりしてあったのでしょうか?気づいた方は報告願います。修正もできないし、その必要もないということでしたがなんか納得いきませんでした。

[最終回答]  -2002.12. 1-
マネージャー、工事長、営業担当が謝罪と説明にやってきました。このとき工事長は上のように回答したということは忘れていました。上の回答を受けて以来、不安と不信感で大げさに言うと「不具合住宅」というのが頭のどこかにありました。今回の回答で構造材はプレカットで機械により正確にカットされる。写真のような隙間は見た目には悪いが下地などに使用する為問題ないということがわかりました。あの時このような説明をしていてくれれば、どんなに心のモヤモヤがすっきりしたことでしょうか。どうしてそんなに回りくどい、後ろめたそうな回答をしたのでしょうか?これで不安の半分以上が解消されました。

[質問・不具合.8]  -2002. 5.26-
@左側の縦に取り付けられている太めの材木は上まで届いていなくても良いのか?

A中央の縦の材木が傾いている

[修復・回答]  -2002.12. 1-
@下地の為に使用しているため上まで届いている必要なし
A構造上重要なものではないので、傾いていても問題なし。

でもまっすぐ付いているに越したことはないと思うのですが。問題なしというのはBESTではないが、これくらいの誤差はどうってことないっていう意味です。家中のちょっとした誤差全てを足すと問題ありが出てくるようにも思えます。特に新築時は良いが、しばらく経ってから狂いが狂いを呼び最悪な状態にもなりかねません。

BESTでない部分は修正させるべきだったかな?でも建築業界ってそこまでうるさくないって聞いたので程々にとどめました。

[最終回答]  -2002.12.16- 
@カーテン取り付けのための下地ですので梁下まで延びていなくとも十分機能します。
A少し傾いた下地が建物の強度に影響するというものでもありませんが、取り付けの際もう少し配慮すべきでした。

[質問・不具合.9]  -2002. 5.11-
階段の横の部分ですが、釘が見事にはみ出ています。

[修復・回答]
報告しようとしたときには工事が進み既にかくれていたので、見えないところだし、伝えませんでした。

[最終回答]  -2002.12.16- 
段板を固定するためのビスの頭が3本見えておりその近くに突き抜けたビスが一本あります。これは段板の固定調整(段板を側板のしゃくりの上部に密着させるため)のために使用されたものと考えられ、ねじ山が幾分見えておりますが、機能は果たしております。壁内に入り隠れてしまう部分では有りますが、指摘に対して適時ご説明するべきでした。

[質問・不具合.10]  -2002. 5.26-
柱に亀裂が走っています。

[修復・回答]  -2002. 6.10-
構造上問題なし。

木が乾燥し、住んでいるとパキッパキッという音がするそうです。そのときこのくらいの亀裂って生じるのかもしれません。

[最終回答]  -2002.12.16- 
乾燥材でもなお乾燥がすすむことにより、割れが入ることがあります。使用個所、割れの程度で判断いたしております。

   

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