[←Prev] [Next→] [][2][3][4][5][6][7][8][9]  [HOME]

 

住宅情報化への道(7) 〜IP電話通信のすすめ

2004.2. 作成

 

インターネット電話

結婚し妻を実家から県外に連れてきたが、初めて実家から離れ毎日遠距離電話で通信費用は驚くべき金額となっていた(2001年)。そこで、私が導入しようとしたのはインターネット電話というものでした。MSN・Windowsメッセンジャーなどのソフトの機能を利用し、接続・コミュニティーの為のサーバーを介すことにより相手との通話をするというものです。通話料金は、PC間で同ソフト間の通信は無料で、会社によっては格安で一般電話にも電話をかけることができるものもありました。

当時のネット環境はブロードバンドもまだ普及していない状況で、アナログ電話回線(56k)での通信ということで音質も悪く、PCを起動したりマイクをセットしたりする必要があるため通話までの段取りが大変でした。ソフトの使い勝手も悪かったというのもあります。

しかも、妻の実家にPCに詳しい人がいない為使用方法を教えてもなかなか理解してもらえず、「こんな面倒なら料金が高くても良い」ということで通信代節約への道は閉ざされました。

びっくりするほど電話代が安くなる裏ワザ!

 

ADSL時代到来

Yahoo! BB を筆頭にブロードバンド環境が全国的にあっという間に広がりました。また、Yahoo!BBに加入すると無料でBBフォン(IPフォン)が使用できるという、夢のようなサービスまで提供されていました。仕組みは、上記したインターネット電話と同じでインターネット網を介した音声の送受信による通信です。但し、速度が1M⇒8M⇒12M⇒32M⇒42Mとどんどんアップし音声の送受信も余裕で、もちろんTV電話ビデオチャットなどの動画をリアルタイムでやりとりも余裕で可能です。

新居に引っ越してからはCATVのケーブルインターネット10Mにてブロードバンド環境を手に入れましたがIPフォンのサービスはありませんでした。NTT収容局までの間の光ケーブル化されている部分をメタル線に交換してでもADSLに移行しようとも思ったりもしました。しかし、CATVのネット速度の安定性には非常に満足していた為、ここでも諦めました。

 

CATV IP電話開通

CATV会社から連絡が入りIP電話が約\800/月で利用可能となるとのことでした。

CATV会社のIP電話対応が首都圏では始まったと、噂では聞いていたが我家の地域が対応になるにはまだまだ先と思っていたから喜びも大きかったです。但し、条件がありました。

 ・・・ 一般電話からの着信ができません ・・・

CATVのIP電話同士と携帯電話からの着信と、一般電話への発信のみとのことでした。う〜ん、これじゃあ使えないですね。

 

CATV IP電話契約

2004年1月より、一般電話からの着信が可能となったのを聞きすぐに契約しました。私は、契約したらNTTの電話契約を解約し、NTTの基本料金が安くなると考えていました。

但し、まだ制限は残っていました。0100120などの特殊な電話番号への発信はできないということです。あまり、これらの番号にかけることはないのですが、子供もいることですし救急車などを呼ぶ場合に必要ということでNTT回線はそのままの2重契約の状態となっています。

CATVのから、IP電話用の番号(050で始まる11桁の番号※)を付与されましたので、現在はNTTの番号と両方使用できるというわけです。ただし、一般電話から050の番号にかけてもらうと、かけた人は約11円/3分(全国一律)となり遠距離でもほぼ市内電話料金でかけることができ、かなりお得となっています。メールで遠距離の知り合いに報告したとたん、結構電話がかかるようになりました。

ちなみに、契約とともにIPアドレスが固定IPとなりました。

NTT基本料金は無駄のようですが、総合的にみてもかなり安くなりました。NTTの方は時期をみて、考えていきたいと思います。ちなみに大学時代に7万円ほど出してNTTの固定電話加入権を取得しましたが現在その価値はどんどん下がっています(\24,000)。これから契約される方にはありがたい話ですけどね。。。定価の\72,000では買ってられないですね。

※総務省の電気通信番号規則の一部改定により、IP電話の「050」ではじまる独自の番号が使用可能となりました。

 

配線&音質

接続は、以下のようになっており従来のケーブルモデムに加え電話接続用端末が追加となりました。おかげでPC周りは更に配線がぐちゃぐちゃになってしまいました。

実際使用してみましたが、デジタルならではの反射が若干感じられる場合がありますが、なれるとほとんど気にならなくなりました。料金の方もNTTは基本料金のみ、CATV会社にはIP電話使用料金約\800/月とかなりの経費削減を実現できました。

 

各種サービス・会社

最近、どこのプロバイダーでもADSL42Mbpsで、ネットフォン使用無料初期工事費が無料3ヶ月ADSL利用料無料などのサービスを競い合っています。まだ加入されていない方や、新居に引越して新規で加入される方やプロバイダーの変更をされる方は、今一度、各プロバイダーのサービスを比較してみてください。

@nifty   OCN    ODN    Yahoo! BB/BBフォン   usen    KDDIメタル電話サービス    

   NTT FLET'S       OCN ACCA     NTT東・西日本(Bフレッツ 光ファイバー) 

他にポイントを貯めて、無料で電話をかけるというサービス「いつでも、どこでも無料で電話!ただTEL」もあります。また、「フュージョン・コミュニケーションズ」は、かなり以前からIP電話に取り組んでいる会社で、固定電話から携帯電話への料金が安いです。
また「 平成電電 」も携帯電話への料金が安いサービスを展開しています(6月より6.8円/3分、携帯からは49.5円/3分)。

また、今では話題も少ないマイラインの見直しでも電話代を節約することは可能です。以下のサイトで最も安く通信費を抑えられる方法を検討しましょう。

 

[←Prev] [Next→] [][2][3][4][5][6][7][8][9]  [HOME]

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送